/ / 決死の7日間を攻略せよ!「デビルサバイバー オーバークロック」

決死の7日間を攻略せよ!「デビルサバイバー オーバークロック」

devil_survivor_oc_logo

数年前にドハマリした作品。隠しボスまできっちり撃破しました。シナリオ・システムともに素晴らしい。中古店でたまに見かけても、まったく値崩れしていないどころかむしろ高騰しているという意味でも、恐ろしい作品です。

メガテン安定の東京崩壊

従来のメガテンシリーズと同じく舞台が東京都内であるため、親近感が湧きやすい。都内在住なら、知っている場所が登場したときなんとなしにニヤニヤできます。事態の開始時点では東京は無事ですが、日数を追うごとに内部の人間や街の景観が崩壊していくこととなります。

緊迫感漂うシナリオ

死と隣り合わせの閉鎖空間

自衛隊によって突如封鎖された山手線内側。外部からの介入がない閉鎖空間で、主人公とその友人たちは、脱出手段を必死に模索していくことになります。時間の経過とともに封鎖内の人々が平静さを失っていく描写がリアルで、息をも忘れそうな緊迫感を味わえます。

devil_survivor_15112401

当初有毒ガスの漏えい防止だと思われていた封鎖理由が、何者かの思惑によるものであることが明らかになっていきます。一般高校生である主人公たちが身を守る術は、従兄「ナオヤ」の手によって改造を施された携帯ゲーム端末COMPのみ。

devil_survivor_15112402

改造COMPにインストールされた悪魔召喚プログラムを駆使して、悪魔や人間の暴徒の攻撃から身を守り、7日間を生き延びましょう。

余命表示システムが運命を左右する

今作には、”余命表示システム”というものが登場します。名の示すとおり、その人物の予測余命を数字で表示するシステム。何の施策をもせずにいると、デクリメントされた数字が0となった当日に命を落とすことになります。逆に言えば命を落とす原因を調査し、策を講じることで死の運命に抗うことが可能です。

devil_survivor_15112403

この余命を延ばし、7日間を生き抜くことがプレイヤーの目的となります。余命が閲覧可能なのは、改造COMPの所持者のみ。自分の身を守ることも大切ですが、余命の少ない重要人物への注意を怠ると、気付かないうちにリミットを迎えあっさり命を落とします。救うも見捨てるもプレイヤー次第。あなたは神か悪魔か果たしてどちら?

魔王を目指すも神の下僕となるもあなた次第

プレイヤーの選択によって、最終日である7日目に各個別ルートに分岐します。ルートの分岐要素として、重要人物の生死は特に見逃せないチェックポイント。ルート数は実に6種類に及び、従来のメガテンシリーズと同じく悪魔側に寄る辺を持つカオスルート、神や天使に付き従うロウルート、またはそのどちらにも属さないニュートラルルートに大別されます。ルート選択に正否は存在しません。プレイヤーが志を同じくする者とともに、最終日を生き抜きましょう。しかし、あえて別離を選択することで、異なる目線からその人物の真相に至ることができるかもしれません。

7日目を越えても悪夢は続く

オーバークロックでは、3つのルートに8日目が追加されています。シナリオ的にも、8日目を経てようやく完全燃焼といった内容ですので、すべての真相に至るには是非ともプレイすべきです。

緻密で戦略性溢れるシステム

シミュレーションターンバトルがアツい

メガテンのお馴染みのターンバトルに、シミュレーション要素が加わったことで、より戦略性の高い戦闘となっています。マップ上で味方ユニットを動かし、敵ユニットに攻撃射程まで近づくことで、ターンバトルに突入します。

devil_survivor_15112404

シナリオ中のイベントバトルでは、勝利・敗北に特殊条件が設定されていることが多く、より効率的な行動が字軍を勝利へと導くことに繋がります。ユニット構成は人間×1(必須)、悪魔×2(任意)を一組として、最大4チームまでが出陣可能。

エクストラターンで完全試合を狙おう

devil_survivor_15112405

悪魔ごとに弱点となる属性が定められており、弱点を突かれると相手に追加行動を許してしまう。これを”エクストラターン”と呼びます。逆もまた然りですので、こちらが敵の弱点を突き、なるべくターンを消費せずに敵の殲滅を図ることが重要となります。

スキルクラックでより強く

改造COMPの機能のひとつとして、悪魔のスキルを分析して、COMP所持者が自らのものとする”スキルクラック”という機能があります。スキルの獲得には、戦闘準備段階で、味方ユニットごとに目当てのスキルを所持した敵を選択し、各ユニットごとに定めた敵を撃破しなければなりません。

スキルにはユニットの行動順に任意で発動する”コマンドスキル”、パラメータやスキルの強化を行う”自然効果スキル”、戦闘開始時にMPを消費して様々な恩恵を受けられる”先制発動スキル”、悪魔の種族ごとに設定され、マップ上で効果を発揮する”種族スキル”の四つがあります。

同一スキルはひとつしか獲得できず、複数のCOMP所持者が同時に同一スキルを装備することは不可能であるため、キャラクターの特性に応じたスキル選びが求められます。

お安く悪魔を競り落とす、通称”デビオク”

シリーズ従来とは異なり、悪魔の流通貨幣であるマッカを使用したオークション、通称”デビオク”で悪魔を競り落とすことができます。

devil_survivor_15112406

競り落とした悪魔は仲魔として迎え入れることができますが、その際難癖をつけて料金の上乗せを命じてくる輩がいます。気前よく要求に応じれば良いのものと思いきや、こちらを舐め切って交渉決裂となる場合があります。その逆もまた然り。気まぐれな悪魔の機嫌を推し量ることは、人間には難しいようです。

悪魔をお手軽合体、アプリ”邪教の館.exe”

メガテンシリーズの肝となる悪魔合体、今作では改造COMPにインストールされた”邪教の館.exe”という怪しいexeファイルから実行できます。このexeファイル、シリーズに登場する悪魔合体を行う施設”邪教の館”に遠隔アクセスするためのものであるようです。悪魔合体とは、手持ちの悪魔を素材とし、より強力な悪魔を生み出す儀式のこと。

devil_survivor_15112407

同シリーズの他作品では、素材となる悪魔数を選択できるものもありますが、デビサバでは二身合体のみ。合体後の悪魔には、素材となった悪魔のスキルを引き継がせることができます。その際、合体後の悪魔の長所に適したスキルを選択しましょう。例を挙げますと、物理攻撃の高い悪魔に物理スキルを継承させる、魔法攻撃の高い悪魔に魔法スキルを継承させるなど。有用なスキルを覚える悪魔や、属性耐性の優れた悪魔に優秀なスキルを継承することが、7日間を生き抜く鍵となります。

まとめ

生命の危機が迫るクローズドサークルを賢明に生き延びようとする登場人物の心情が丁寧に描写されており、序盤の引き込みが凄まじい。シナリオはテンポよく中だるみせず、また方向が二転三転するため、プレイヤーに飽きを感じさせることはありません。そして、シナリオでプレイヤーの興味をガッチリ掴んだかと思った矢先、戦略性溢れるシミュレーションターンバトルで根こそぎ時間泥棒と化す、実に恐ろしい作品です。

にほんブログ村 漫画ブログへ
↑ランキングバナーをクリック頂けると励みになります。
この記事をシェアする
このブログをフォローする