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オレのブルマを!王子はツンデレ愛妻家?ベジータを愛すべき理由とは

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バトル漫画と言えばドラゴンボールは外せません。ジャンプ漫画の中でも色あせない名作。鳥山明先生の画力が成せる白熱のバトルシーンもさることながら、実はヒューマンドラマがよく出来ていてホロリときてしまう場面が多々あるのです。

特にベジータは心境の変化が各編に渡って丁寧に描写されており、序盤はとんでもない悪党だという印象でしたが、中盤頃からどうにも憎めない奴と思い、終盤には彼の人間臭さにすっかり感情移入していました。

DBで一番好きなキャラは?」と質問されたなら、私は即座にベジータと答えるでしょう。サイヤ人の王子は、かっこよく、家族想いなのです。

戦闘力のインフレに最後まで喰らいつく実力

界王星で修行した悟空すら軽くいなす実力を引っさげて登場したベジータ。その後フリーザ編で大きく実力を引き離されるも、セル編序盤ではピッコロに「悟空を越えたかもしれん」と言わしめます。

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セル編中盤からラストを飾るブウ編まで悟空には及ばないまでも、最後まで戦闘力のインフレに置いていかれることなく独学のみで悟空に喰らいついた努力の天才です。

孤高だからこそ憧れる生き様

悟空が師に恵まれていたことを思うと、その他人に頼らない孤高さがやや歯がゆい。師に教えを仰ぐことができたなら、彼は悟空に負けるとも劣らない力でいたのかもしれません。しかし逆に考えると、誰に頼ることなく自分で壁を突破せんともがくストイックさがかっこいい!男なら惹かれないわけがない!

登場時から策を練って戦いに応じることはあっても、他人に媚びへつらうようなことは決してしませんでした。タイマンにおいてフェアな彼の姿勢は何気に好印象。

ちなみに「師に教えを仰ぐことができたなら」というIFが、ドラゴンボール超で叶い、ウィスの修行を経て悟空と拮抗した実力を手に入れている姿が描写されています。

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パパとしてのサイヤ人の王子

フリーザ編のラストで神龍の力によって生き返った後は若干角が取れ、ブルマと事実婚。それでも人造人間との闘いで嫁や息子の危険を顧みず闘いに没頭するなど、まだまだ悪人ぶりは健在。

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しかし、タイムマシーンでやってきた息子トランクスと精神と時の部屋で生活をともにしたことが、彼を大きく変えたのでしょう。自爆から蘇ったセルにトランクスが殺され、決して勝てないと内心悟りながらもがむしゃらに突っ込んでいきます。

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結局反撃されそうなところを悟飯に庇われる形になりますが、ここで始めて悟飯を名前で呼ぶ点がベジータの変化を感じさせるポイントです。

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この後のベジータの加勢がきっかけとなり、悟空は見事セルを打倒できました。これまでスタンドアローンで己の強さを証明すべく戦ってきたベジータが加勢するというところがアツい!

生き返ったトランクスが未来へ帰還する直前。これは名場面です。銀魂でパロられていて笑いました。

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天下一武道会で自分の息子がライバルの息子に勝利したときの反応。実に親バカである。

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嫁との掛け合いは少ないのに、愛妻家のイメージが強い

作中でのベジータとブルマのやり取りは実は結構少ないのです。なのに何故愛妻家であると感じるのか?それはブウ編の彼の言動によるところが大きいでしょう。

ふとっちょ魔人ブウに単独戦いを挑む直前のシーン。「ママを大切にしろよ」のたった一言に、家族への想いが込められています。あのベジータだからこそ、多くを語らずとも、胸中を推し量ることができます。

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次にこれ。

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老界王神に対して、悟空がブルマのやらしい写真を渡そうと企てている際のワンシーン。たったひとコマなのにこのインパクト。

よもやベジータが下ネタをかますとは!そして嫁のことで激怒するとは!地球に住んでからの穏やかになった彼の心中を伺える良いシーンです。何気にオーラがほとばしっているところが笑えます。

ドラゴンボール超のキャラ崩壊…

作中の慢心ぶりや噛ませポジションを払拭し、素直に株を上げる活躍を見せているのですが、ギャグパートのキャラ崩壊が酷い。真面目な彼がギャグのノリに巻き込まれるからこそ面白かったのに、自ら率先してギャグに入っていくのはなんだか違う。

また、ブルマに対して「貴様」と言ったり、家族サービス回でも常にそっぽを向いていたり、なんだかこれじゃない感があります。GTのベジータとブルマのやり取りの方がよっぽど自然だったように思います。

復活のFではひとり仏頂面でいつもの彼だったのに、超だとやや崩壊気味。うーむ。ベジータの活躍が見たいのであれば、映画だけで事足りるかな。

まとめ

極悪非道の悪役として登場したベジータが、地球の影響を受けて次第に地球人らしくなっていく姿と、そのことに葛藤を抱きサイヤ人であろうともがく様子が非常に細やかで素晴らしい。

セル編までは倒すべき敵が同じだけの敵同士だったものが、トランクスとの出会いや悟空の死、家族との触れ合いを経て次第にギャグまでこなす万能キャラに変貌します。(あくまでギャグに巻き込まれるというところがポイントです。そうでなくては、ベジータというキャラクターが成り立ちません)

たまにドラゴンボールを読み返すと、どうしてもベジータの成長を追いかけるというところに比重を置いてしまいます。GTのすっかり丸くなったベジータも結構良い。長女のブラに言いように振り回される姿が実に父親でした。

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