鳴ちゃんがいるからAnotherは名作と化した。そう断言できるほど好きなヒロインです。寡黙かと思いきや、意外とおしゃべりなところがツボ。
原作小説・アニメ・漫画すべて目を通しましたが、ここはひとつ漫画から抜粋して参ります。
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第一巻
待ってるから 可哀想な私の半身が そこに―――…
アニメで初めてこのシーンを観たときは鳴ちゃんが人外の類ではないかと疑っていたのでひたすら不気味でした。結末を知ってから観返すと鳴ちゃんマジ中二。同時に彼女の半身のことを思うと悲しくもあります。未咲…。
…どうして どうして? 大丈夫なの? これ
たとえ世界が許さずとも鳴ちゃんに話しかけずにはいられない。
鳴くっていう字 共鳴の鳴 悲鳴の鳴―――…
鳴ちゃん例えがマジ中二。
…そういう質問攻め 嫌い
鳴ちゃんが嫌と言っても質問攻めし続けたい。
―――じゃあね サ・カ・キ・バ・ラ・くん
ちょっと意地悪な鳴ちゃんかわいい。
…私の左の目 どうして眼帯してるか気にしてたよね 見せてあげようか ―――この眼帯の下
見せてください!お願いします!!
私の左目は<人形の目>なの
真実をありのまま喋っているだけなのに、どことなく中二を感じる鳴ちゃんであった。
いやな機械 どこにいてもつながって つかまっちゃうのね
鳴ちゃんが嫌と言っても四六時中つながっていたい。
第二巻
それで…どう? <いないもの>になった感想は?
鳴ちゃんと私マジいないもの同士!
家族とはいつでも ほとんどつながってない感じ ―――別にいいけど
携帯電話で否応なしに他人とつながってしまうことに嫌悪感を示す彼女ですが、それでもつながりのない家族に寂しさを覚えていることが伺える場面です。私が鳴ちゃんとつながってあげたい。
嫌い――― だけど 今日は特別に認めます!
恒一と鳴ちゃんが少しだけつながり始めたことを感じる場面。特にアニメ版の破壊力が高い。椅子の片側に体を寄せる仕草が強烈だった。それまで人なのか人外なのかと疑っていた彼女が確かにいるのだとわかり、素直にかわいいと思えるようになった場面でもあります。
第三巻
おはよ
同じいないものになればこそ話ができる。
うん ―――いつかね
叶うことすらわからないいつか。
……来ないほうがいい 来ないほうがいいよ …榊原くんは 後悔するから だから… ……私が
恒一に気を遣う鳴ちゃんマジ…
第四巻
―――しんじて
鳴ちゃんを信じない道理などどこにあるのか。
そんなに忘れたくない? ずっと… 憶えていたい?
鳴ちゃんのことはずっと憶えていたい。
…うん いいよ
私も鳴ちゃんと一緒に美術館めぐりしたい。