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クソ漫画と話題の大川ぶくぶ氏著「ポプテピピック」が存外面白かった

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友人がLINEに張り付けた画像が気になり購入に至ったこの作品。3桁の出費に値するクソ漫画でした。個人的にはツボだったのです。お話しして参ります。

どんな漫画なの?

出版社「竹書房」のWebコミック配信サイト「まんがライフWIN」にて連載された4コマ漫画。大川ぶくぶ氏の手掛けるセーラー服をまとったかわいらしい少女二人のほのぼの日常を描いた内容となっています。

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嘘です。その内容は形容しがたく、カオスもしくはシュールとしか言いようのない仕上がりとなっています。上記の通り、入口である表紙からしてチラリとでも視覚に入れた者に対して全力で喧嘩をふっかける徹底ぶり。ここがアメリカじゃなくて本当に良かった。

それぞれ左の小さいのがポプ子、右のでかいのがピピ美という名前です。先ほどご紹介した”かわいらしい少女二人”とは彼女らのこと。見てくれは素直にかわいい、見てくれは。ゆるキャラ感があります。

売る気があるのか、と思わせるコピペと反復の嵐

単行本を飾る一つ目の4コマから以下の通りです。

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コピペ、そして反復。仮にこれが前半の二コマだけであればなんの面白味もないクソ漫画なのに、同じ内容を反復するだけでシュールさが倍増し、ギャグとして成立してしまう。お笑い業界では「天丼」と呼ばれる手法です。この天丼こそがポプテピピックの根幹と断言しても言い過ぎではありません。

上記を更に応用したものが以下です。

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完全に勢いオンリー。この手の淡々とボケ倒すシュール加減がたまらない方にはまさにうってつけでしょう。

作者的にはコピペで楽ができるし、読者的にもオチもへったくれもない内容を笑いに昇華できる。まさにWIN-WINな手口であるわけです。まんがライフWINだけに。

大変失礼致しました。取り繕う言葉もございません。

毒々しいくせに時折見せる少女らしい和気あいあい

この野生の獣のような攻撃性。

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一転、身に纏いしセーラー服に似つかわしいほのぼの。

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こうしたポプ子とピピ美の妙な仲睦まじさが癖になるのです。毒々しさとほのぼのが入り混じった謎の中毒性。やみつきになります。

そして打ち切りへ…

シュールな本誌の要所にチラつく氏と竹書房の浅からぬ因縁。その因縁が2015年11月7日に打ち切りという形で幕を下ろしました。

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ここまで未練タラタラの打ち切りがいまだかつてあっただろうか。少なくとも私は見たことがありません。

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カバー裏にすら未練の残滓がだだ漏れています。

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自身の打ち切りすらネタにする執念はさすがの氏であった。そんなわけでわずか全1巻のこの漫画。合えば天国合わねば地獄。そんな感じの内容です。

ちなみに2016年2月18日よりまんがライフWINにて「ポプテピピック セカンドシーズン」が連載中です。

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相も変わらず反省の欠片も感じられない内容で、なんだか逆に安心します。無印「ポプテピピック」も一部無料で閲覧可能ですので、購入をご検討中の方はまずそちらに目を通されるのがよろしいかと。

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