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【CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!】各ヒロイン攻略レビュー(感想)

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普段外でゲームをしない私が通勤中VITAを引っ張り出してプレイするほどまでに本編「CHAOS;CHILD」が面白かったため、本作も期待感から発売日当日に購入してしまいました。本編がシビアなだけに、彼・彼女らの幸福な結末を求めていたのですが、その願いが叶って嬉しいばかり。たとえそれが束の間の夢幻だとしても。らぶでchu×2な物語、おすすめです。

来栖乃々(南沢泉理)

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Normal End

個別ルートでは家族にのみ自身の正体を明かしている乃々こと泉理。本編とは異なり、本物の来栖乃々は地震で亡くなっておらず、海外留学という設定に置き換わっている。これは、彼女がラストに自身の正体を学園中に明かすお話の都合上、来栖乃々の遺体が南沢泉理として扱われている本編の設定では都合が悪いからなのでしょう。

さておいて。うまいこと乃々好きや泉理に配慮した内容だな、というのが素直な感想です。本編の個別ルートでも出張ってきた川原くん、拓留と乃々(泉理)の所帯じみたイチャイチャ、本編では掘り下げ切れなかった泉理の抱くコンプレックス、それらを織り交ぜ、落とすべきところに落とし込こまれています。

デカいのも小さいのも自由に楽しめる拓留はなんと素晴らしき境遇に置かれているのか。本編がもの悲しい分、存分に幸せになって頂きたい。

Good End

Normal Endでは拓留を社会的に追い詰めておきながらお咎めのなかった川原くんの末路が明かされ、胸がすく思いでした。ただ、自己防衛のため記憶改変に走ったり、本編であれほど気味悪がっていた泉理に色目を使ってみたり、彼の救いようのなさが強調されただけではありましたが…。いっぺん本編乃々ルートで自身が拓留にそうしたように、物理的に痛い目に遭っても構わないのではなかろうか。

川原くんのことは片隅に捨て置きつつ。Normal Endは乃々としての結末である一方、Good Endでは泉理としての結末を迎えます。確かに彼女にとっては、ありのままの自分を受け入れてもらえる方が素晴らしいに違いありません。そんなわけで納得のGood Endでした。

有村雛絵

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Normal End

本編の個別ルートでファンになった雛絵ちゃんこと有村さん。チャオーっす!雛絵ちゃんだぞ。メロメロ作戦決行前からメロメロである。貧乳キャラのようでいて、実はデカい。それでいて身長150cmというちんまさ。トランジスタグラマーというやつです。好きです。

本編でもラッキースケベに利用された拓留の能力が、水着をパージするというスケベにいかんなく発揮されることに、笑わざるを得ませんでした。そんでもって、押せ押せのくせに、不覚のところで押されるとうろたえる雛絵ちゃんがただただかわいかった。

彼女の突き抜けるほどの明るさは人々の優しさのない嘘から自身を守るための防衛措置です。残酷な嘘とずっと付き合ってきた彼女の根っこは繊細で、そうした一面がひょっこり垣間見えると途端に愛おしくなってしまう。これも一種のギャップ萌えというやつなのだろうか。

ともあれ根っこが拓留と類似しているので、一見正反対のようでいて実は気が合うということは本編個別ルートから強調されていました。今作でもそれは変わらず、エピローグのイチャイチャぶりに綻びました。こやつら、カオチャ随一のイチャイチャっぷりではなかろうか。もっとやれ。

Good End

まずエンディング一枚絵の髪を下ろした有村のかわいさときたら。キャミソールの肩紐がずり落ちている姿のなんと扇情的なことか。あどけなさの残るツインテールからのストレートが反則的なインパクトを生み出しています。かわいい。

さて、Good Endではそのまま拓留のトレーラーハウスに居つくことになります。本編と異なり有村の母親が不貞への反省を口にしていたことや兄が存命という要素を加味しても、彼女の家庭環境を鑑みるに、両親と別れて暮らす方が精神衛生上よろしいでしょう。本編では兄との二人暮らしを約束していたはずですが、LCCではそれはなかったことになっているのだろうか。

まったく話は変わりますが、エピローグでいたしちゃってる雰囲気を醸し出しているのは全ヒロイン中雛絵ちゃんだけではなかろうか…。ほろ甘いながら、どことなく淫靡で退廃的な雰囲気がたまりません。

香月華

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本編でも当人の個別ルートや仲の良い有村ルート以外ではほとんど出番のなかった彼女。彼女のギガロマニアックスとしての「発した言葉が現実化する」能力を取り巻く問題については、本編でひとしきり触れられています。

そんなわけで掘り下げる内容が既に消化済みであり、無理やりに新しい人格を付与することでお話を動かさざるを得なかったのだろうか、という印象を受けました。ただ能力の性質や本人の気質からしてフットワークの重い香月には、これくらいの強攻策が必要だというのもなるほど納得です。

そうした苦肉の策ありきの内容なので、本編の彼女を気に入った方はやや肩透かしを喰らったと感じるかもしれません。「ありのままの香月とらぶchu×2したかったのに」、と。逆に嫌いではないもののさほどお気に入りでもない方は、賑やかなシナリオを素直に楽しめたのではないでしょうか。

結衣&結人

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Normal End

まさかのアイドルプロデュース。いわゆる結衣の中の人が某アイドルマスターに出演していることとの関連性がないこともないはずである。

ズブの素人がネットデビューしてするすると売れっ子と化していく展開、これに説得力を持たせられるうきの能力はまっこと便利な代物だと実感したルートでした。むしろ彼女がいれば何でもありにできてしまうわけですが、重宝しすぎずスパイスとして匂わせる程度で済ませているのが素敵です。

本編ではどうあっても救いのない結衣にスポットが当たり、ましてや幸福な結末を迎えられて良かった。不覚にも義理の妹が欲しくなる展開でした。

某アイドルマスターの秋月涼に倣い、結人がファンに男であることが発覚する場面を目の当たりにしてみたかったような、そうでもないような。男の娘というジャンルはまだまだ私には未踏の領域です。

Good End

Normal Endでは拓留だけのアイドルを夢見ていたものが、Good Endでは対象がお嫁さんに昇格しました。確かに女性の幸せ度合いで言えば、アイドルよりもお嫁さんの方が高いような雰囲気はあります。あくまで大衆的に考えて、ということですので、各個人の考え方次第ではあるものの。

尾上世莉架

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発売日前に公式の紹介動画を閲覧した際は、ちょっと猟奇的な展開ながらも他ヒロインと変わらずイチャイチャするのであろうな、と考えていました。しかし個別ルートに突入して、その考えが大きな勘違いであることに気付きました。事実を虚飾することなく抜粋することで、視聴者に内容を曲解させる。メディアのよくやる手口ですが、極めて高い効果を発揮するのだと身を持って実感した次第です。

さておいて。本編で尾上の性格が豹変した際は、驚きはありましたがそこに恐怖はありませんでした。しかし今回は、いわゆる「」の尾上のまま、屈託ない口調で狂気的な言動・行動に躍り出るものだから、得体の知れない恐怖を感じました。だというのに、どこかしら天然じみたことをしでかして笑いを誘ってみたりもする。「」と「」がともに一線を越えられずまごまごしているのには流石に吹き出してしまった。

本編乃々ルートでは、乃々に「拓留のことを思って始めたつもりが、いつしか尾上自身のためのゲームになっている」と指摘されていましたが、今回も同様です。拓留を思う気持ちが、自身の生まれた理由を上回ってしまった。だけど、最後は自分が消失する結末を選択する。結局、尾上世莉架の生き方は何一つ変わっていないのです。

拘束や軽い拷問を受けながらも尾上に対して怒りや嫌悪を抱かない拓留に関しては、本編をプレイすれば大きく納得できると同時に、一抹の寂しさを覚えます。それゆえに、彼はあのような結末を迎えたのだから。

たとえ拓留の願いが変わろうとも、二人の在り方・生き方というのか、本質は何一つ変わらない。そのことにもどかしさを覚えたお話でした。

True End

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すべては幾許かの夢幻でした。拓留が異なる願いを抱いていればあり得たかもしれない未来、その断片を目の当たりにしただけです。久野里さんが述べている通り、これは蛇足でしかない物語でした。

現実は何ひとつ変わっていない。それでも、拓留が檻の中で発言したような、「楽しい夢」であることは真実であり、私というプレイヤーは束の間幸福を感じることができたわけです。拓留にとって幸福か、それとも残酷な幻だったのか、そのこととは無関係に。

ただ、すべてが虚構だったことが明かされると、やはり寂しさがこみ上げてきます。拓留も、目覚めたのちにそう感じたのではなかろうか。そのように思いつつ…。

Bad End

伊藤の怒涛のハムサンド押し。本編の某ネガティブトリガーをご存知の方にとっては口角の上がりようを抑えられるものだろうか。いや、ない。宮代ぉ…。

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